当院の予防接種に
ついて

予防接種イメージ画像

当院での予防接種は「完全予約制」になります。事前にWEB予約から予約をお願いします。 何を接種してよいかわからない場合はお電話いただければこちらで予約を取りますので、ご遠慮なくお聞きください。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールは以下をご覧ください。

予防接種スケジュール

「小児の予防接種」各種対応します

生後2か月になったら予防接種開始です。スケジュール管理は当院にお任せください。
基本的なスケジューリングは当然、打っていない予防接種などあった場合ご相談いただければ個々に対応させていただきます。
予約WEBからの受付はもちろん、スタッフが個々に相談を受けながら予約を取ることも可能です。
わからない方は一度お電話いただければ予約を取らさせていただきます。

「HPVワクチン」ももちろん対応します

近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。当院では小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種を行っております。不安な場合はまず相談ください。

厚生労働省のHPVワクチンに関するページはこちらをご覧ください。

当院では予防接種法に基づく小児の定期予防接種を行っています。それに関する費用につきましては、原則的に公費負担となりますので無料です。また一口に定期予防接種と言いましても種類は多く、接種回数も複数回が大半で、接種対象年齢も限られています。早いものでは生後2ヵ月からの開始となりますが、スケジュール管理が大変という保護者の方はお気軽にご相談ください。

また法に基づいていない予防接種のことを任意予防接種と呼びますが、この場合は全額自己負担となります。なお定期予防接種であっても、国が推奨している接種期間(年齢)に受診できないと任意接種扱いとなります。なお当院は小児の定期予防接種以外の予防接種につきましても対応しています。詳細につきましては個別にお問い合わせください。

ワクチンについて

赤ちゃんは母体から様々な免疫を引き継いで生まれてきます。ただその効力というのは、成長の経過と共に減弱し、やがて病気などに罹患しやすくなります。そのような時期に感染症に罹患すれば、重症化しやすくなるばかりか、命を落とすこともあります。このようなリスクを低減させるために行うのが予防接種です。

予防接種で用いられるのは主にワクチンです。これはウイルスや細菌などの病原体をもとに、その病原性を極限まで弱くした、もしくは無効化させて作られたものです。これを体内に接種していくことで自然感染をしなくても特定の病気に対する免疫がつけられるようになります。その後、同じ病原体が体内に侵入しても発症しにくくなる、もしくは感染しても重症化するリスクが低減されるようになります。

このようにワクチン接種をすることはご自身の身を守ることにつながります。また接種者が多くなっていけば、ワクチン接種ができない方々への市中感染のリスクも減少していきます。つまり、社会全体を守るという意味においても予防接種は重要とされているのです。

小児の定期予防接種

ワクチン名 予防する病気 定期接種可能な対象年齢 接種回数
五種混合ワクチン
【不活化】
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、ヒブ 生後2ヵ月~
7歳半未満(90ヵ月)
4回
小児肺炎球菌ワクチン
【不活化】
肺炎球菌感染症 生後2ヵ月~
5歳未満
4回
B型肝炎ワクチン
【不活化】
B型肝炎 生後2ヵ月~
1歳未満
3回
二種混合ワクチン
【不活化】
ジフテリア、破傷風 11歳~
13歳未満
1回
BCG
【生】
結核 生後12ヵ月未満まで 1回
MRワクチン
【生】
麻疹、風疹 生後12~
24カ月(1歳の間)に1回
5歳~7歳未満の間に1回
2回
水痘ワクチン
【生】
水ぼうそう 生後12ヵ月~
3歳未満
2回
日本脳炎ワクチン
【不活化】
日本脳炎 生後6ヵ月~
7歳半未満の間に3回
9歳~13歳未満の間に1回
4回
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)【不活化】2価・4価・9価のどれかを選択 HPV感染症 小学校6年生~高校1年生の年齢に相当する女子 3回
ロタウイルスワクチン
【生】1価と5価のどちらかを選択
ロタウイルス 1価:生後6週~24週未満 2回
5価:生後6週~32週未満 3回

HPVはヒトパピローマウイルスの略。9価ワクチンを選択された場合、初回接種が15歳未満であれば2回もしくは3回の接種、また初回接種が15歳以上であれば3回接種

名古屋市の「子どもの定期予防接種」はこちらをご覧ください。